髙橋です。
桜が蕾から花になるころ、やや肌寒い気候であったかと思います。
新しい制服に手を通し、すがすがしい気持ちをいだきながら、
母の温かい手にひかれて学校の門をくぐりました。
学校には日の丸の旗、紫の幕、僕たちを歓迎してくれるかのような思いで。
校舎での式典に於いては、先生方が礼服や着物姿、中央にはきらびやかな大きな花。
寒いなかにも気持ちは熱かったのではなかろうか。
帰りにいただいた紅白のお饅頭を持ち帰る事により、
気持ちが高ぶってきたのではと、思い起こします。
今年、私の孫が小学校入学になります。
大きなランドセルが届いて嬉しそうに担いで見せてくれました。
制服や机も用意され更に嬉しそう。
私も、あの頃おなじような気持ちであったのではと思い起こします。