こんにちは
月曜日は、海の日という事で祝日お休みでしたが、海水浴に行った方も多かったのではないでしょうか?私も海を想像させる生き物をゴルフ場で発見しちゃいました!
ゴルフ場でコーヒーを飲んで新聞を読んでいると・・・
何か小さい生き物が、床のジュータンを這って歩いております。
よくみると体長20ミリほどの小さい「カニ」さんでした。
こんな所にいると、誰かに踏まれペタンコにならないか心配ですが、何とか生き延びてほしいです。
海の日の月曜日には、今年で開山×1300年になる「白山」へ行ってきました。
ニュースなどで取り上げられているので、ご存知の方も多いかもしれませんが「タスキ」を登山者で繋いで登山を楽しめるというと聞いていたのですが、残念ながら、どこにあるのか分からずタスキ無しでスタートです。
ちなみに、タスキは開山の年(養老717年)にちなんで717本準備されているようです。
今回も白峰村の先「別所出合」から登頂となりますが、登頂ルートとしては、行きの上りが青い線(観光新道)にて、室堂まで向かい、帰りの下りを緑の線(砂防新道)となっております。
実は今回「観光新道」を上りで通るのは初めての経験です。下りで「観光新道」を使った事はあるのですが、思った以上に急な坂で膝が痛くなったのを覚えております。さて今回は、どうなる事か・・・
別所出合の登山口からスタートです(6:06)
このために新しく新調したパンツ(登山ズボン)を穿いてニコニコです
白山には色々な登頂ルートがあるのですが、
福井から白峰を通って登頂をする場合は「一ノ瀬」という場所に車を駐車します。「一ノ瀬」からはバスが出ており20分かけて登山道入口「別所出合」まで1名×@500円にて送ってもらえます。バスを使わずに歩いて「別所出合」まで上がってもOKです。
スタートの記念撮影をした「別所出合」のスタート地点からは、
「砂防新道」と「観光新道」という2つのルートが、存在します。
「砂防新道」は、展望も楽しめ観光新道に比べれば緩やかな登山ルートで日帰り登山にて使われることが多いようです。最初に吊り橋を渡って行くので、一瞬ハイキングのような気分が高まる楽しいルートです。
「観光新道」は、展望を大きく楽しむ事が出来るが、急な坂も多く下りの利用者が多いようです。私たちも前回は、下りで利用しましたが、勾配の急な坂が多いので膝に負担が掛かったのを覚えております。
「観光新道」を上って1時間弱経って見下ろした風景です。当日は小雨も降り
朝方は靄が掛かっていました。正面に見えるのが「不動滝」です。工事用車両が通る道路もみえています。砂防新道も見えるのでしょうが、分かりませんでした(7:26)
スタート(別所出合)から1時間も登れば、山の中の急勾配も落ち着き、登山道の左右には、やっと草花が目立つようになってきました。暑くて湿気のある、この蒸し暑い季節が草花にとってはイキイキと見えました。右写真のユリは「ササユリ 笹百合」です。
猫背になってカッコ悪い写真ですね・・・
頭の周りを虫がブンブン飛び回って刺されると嫌なので、黒いアミアミのネットを被っていたのですが、後々とんでもないことに・・・
仙人窟(せんにんいわや)という場所なのですが、大きな岩と岩が重なりあっている隙間を通ります。ドキドキします(7:53)
滑りやすい残雪の上です。なめてかかると滑って痛い目にあいます。
かすかに見える「殿ケ池避難小屋」を目指します。
雪が残っている所は風が吹くとヒンヤリとして気持ちが良いです(8:41)
ネコジャラシのような形に小さな花びらが沢山付いた草花です。
「クガイソウ 九蓋草」という名前です。
観光新道を登る際には、途中で「殿ヶ池避難小屋」という休憩ポイントがあります。
その「殿ヶ池避難小屋(茶色い建物)」を見下ろしています(9:23)
南側を眺めると正面にがけ崩れしたような部分(猫の爪で引っかいたような)の手前には、砂防新道にて休憩ポイントとなる「甚之助避難小屋」がみえます。
ここまで来ると観光新道と砂防新道が交わる「黒ボコ岩」まであと少しの場所です(9:23)
左が、「ヒメジャジン 姫沙参」右が、「ハクサンチドリ 白山千鳥」という花です。キツイ勾配を上っていると汗が滝のように流れてくるのですが、けなげに咲いている草花が目に入ると癒されます。
室堂の手前には、「黒ボコ岩」という休憩ポイントがあるのですが、そこでは休憩をとらずに「黒ボコ岩」から数分先に進んだ場所で最後の小休憩です(9:56)
ついに目的地の白山室堂に到着となります(10:18)
別所出合から、上り始めて4時間12分かけて到着しました。
ズボンが破けているように見えますが、違いますからね。。
ここからのコメントは、下りです。予定通り砂防新道を通って下山となります。
観光新道と砂防新道が交わる「黒ボコ岩」のポイントから砂防新道を上から撮ってみました。なかなかの傾斜で、いつもこの坂で「ひぃひぃ」言ってたのを思い出しました。
この坂には、「ミヤマキンポウゲ 深山金凰花」が、愛らしくに咲いていました。
こんな勾配のきつい岩肌に愛らしい草花が咲いており、
写真の上の方に黄色く見えるのがそうです。
草花になったつもりで雪解け水を眺めてみたり・・・
下りは、余裕が出てくるので、ちょいちょい遊べます。
下りは、かなり大急ぎで降りてきましたが、これが砂防新道の入り口となる「つり橋」です。砂防新道から出発する際には、ここを通ります
自宅に帰ってみると、左写真のように両耳がパンパンに腫れてきました
ちょっとかゆかったので、冷えピタを小さく切って両耳に付けておいたのですが次第に噛まれた場所から今度は黄色い汁が出てきて、朝方に皮膚科に行ってきました。右写真のようなイヤホンを付けた姿の治療を受け病院の先生には、ブトには「ミントやハッカ」の匂いをさせたほうが良いとアドバイスをもらい帰ってきました。
川や山に出かける際には、皆さん、ブトにご注意を!